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瑞々しい宝石のような輝きを放つ「サクランボ」

瑞々しい宝石のような輝きを放つ「サクランボ」

おきたまのサクランボがおいしい秘密

置賜地区は奥羽山脈や吾妻連峰、飯豊連峰で2000m級の山々に四方を囲まれた盆地で、山々から湧き出るミネラル分たっぷりな水で肥沃に潤う土地は、米・野菜・果物などの栽培に適しています。

さらに、盆地型気候の特徴である一日の大きな寒暖差は、さくらんぼ栽培に好条件とされ、昼に吸収した栄養分が、気温が下がる夜に実に蓄えられ甘くておいしいさくらんぼが育ちます。

また、生産者の栽培技術が非常に高く、県で開かれる「さくらんぼ品評会」では毎年多くの賞を獲得しています。

サクランボ「佐藤錦(さとうにしき)」

1912年(大正3年)に山形の佐藤栄助氏によって育成された品種で国内生産量のじつに70%以上を占める、いわずと知れたさくらんぼの銘品であり代名詞的存在。

色鮮やかな紅色で実は果肉が厚く、甘味と酸味のバランスが抜群。しかもどれを取っても味にバラつきが無いという隙の無さまで兼ね備えている。まさに『さくらんぼの王様』の名に相応しい、風格をも感じさせる逸品。

サクランボ「紅秀峰(べにしゅうほう)」

「佐藤錦」よりも果肉がしっかりしていて、食べた瞬間、プリッと弾けてサクランボの果汁が口いっぱいに広がります。また、果肉がしっかりしているぶん「佐藤錦」より日持ちが良いのも嬉しいポイント!甘みが強く鮮やかな色が特長で、多くの人に好まれている品種です。

晩成品種で「佐藤錦」が終わる時期に出荷が始まります。

東京の市場で品評会や箱詰め実演

毎年、おきたまの「さくらんぼ品評会」が東京の大田市場で一大イベントとして開かれています。品評会で出展されるサクランボはどれもレベルが高く、高水準の接戦を繰り広げられます。
きれいに箱詰めされたサクランボは、粒と色が見事に揃っていて、まるでルビーの宝石箱。市場内では生産者自らが箱詰めの実演を行い、観客が大勢集まる盛況振りとなっています。

春に受粉して初夏に収穫へ

さくらんぼ狩りなどで園地に足を運んだことがある方は「なんで同じ園地に色んな品種が植えてあるの?」と思ったことはないでしょうか。

さくらんぼは同種の花粉では受精できない「自家不親和性」の果樹で、「佐藤錦」や「紅秀峰」の他にも「ナポレオン」などの受粉樹を混植しないと実を結ぶことができません。品種ごとに受精のしやすさや開花時期が異なるので、収穫するサクランボの品種に合わせて混植する受粉樹を決めています。

開花時期には甘い蜜を求めた昆虫が花粉を運んで受粉しますが、天候や気温によって左右されるため人工授粉を行う必要があります。毛バタキを使った受粉方法では、受粉樹と収穫する品種の樹の花を交互に擦って受粉させますが、たくさんの花が咲いているので1本の樹でも結構時間がかかる大変な作業になります。サクランボの人工授粉は毛バタキの他にも、マメコバチやミツバチを使った人工授粉もあります。

満開から55~60日後にはサクランボの収穫時期になります。一粒ひと粒が大きく実るように、実が小さいうちに1ヵ所で2~3粒を残して実を摘み取る摘果(てきか)作業を行い、大きく立派な実を結ばせます。サクランボの収穫期は非常に短く、品種ごとに2週間程度となるため、まさに初夏のみ味わえる逸品と言えるでしょう。


ネットで購入JA山形おきたま通販サイト「ふるさと宅配便」

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初夏の爽やかな贈り物「サクランボ」(6月下旬~7月下旬)

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愛らしい形で山形の初夏を彩る「さくらんぼ」。ひと粒頬ばると、爽やかな甘酸っぱさが広がります。

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[A00]《限定20箱》【特選】佐藤錦桐箱(500g)

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[A01-1]佐藤錦手詰パック・特上(500g×1)

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[A08-1]紅秀峰バラパック・特上(500g×1)

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